ソムリエが心酔する異例づくしの白ワイン

Bodegas Ximénez Spínola Exceptinoal Harvest

その名の通り「エクセプショナル・ハーヴェスト(異例な収穫)」が起こした奇跡のワイン。極甘口シェリーの要である21日間の天日干しが一段落したある日、ボデガス・ヒメネス・スピノラの9代目ホセ・アントニオはブドウ畑に摘み残されたブドウの樹々眺めてこう思った。「(ペドロ・ヒメネスの小さなソレラシステムに入りきらず)これまでやむなく収穫せずに処分していたこの見事なブドウを使って、シェリーではなく普通の白ワインを造ったらどうなるか?」。
その思いに駆られ始めて挑んだ白ワイン。出来上がったのは甘口なのか辛口なのか、白ワインなのかペドロ・ヒメネス シェリーなのか誰も判断がつかないが、とにかく素晴らしい。かつてこのブドウ品種がリースリングだったことを仄めかす芳香と酸のある官能的な白ワインになった。

“Uva madura encerrada en una botella…”
Hubo un tiempo en el que los vinos blancos con fructosa natural, eran patrimonio exclusivo de las vinificaciones Centroeuropeas. Sin perder las tradiciones del Viejo Continente, se hace este vino en una tierra donde nunca una botella de vino, encerró tanta uva madura.

José Antonio Zarzana – Viticultor

“例外”を超えた残糖2g/ℓのペドロ・ヒメネス

Bodegas Ximénez Spínola Fermentacion Lenta

ボデガス・ヒメネス・スピノラの9代目が辛口の白ワインに挑んだエクセプショナル・ハーヴェストには、ペドロ・ヒメネス種というブドウ品種の糖度の高さゆえにまだ18g/Lの残糖がある。「不可能と言われたペドロ・ヒメネスの完全発酵を成し遂げたい」と研鑽を重ねた結果、醗酵を少しずつゆっくりと確実に進めることで遂に出来上がったのがフェルメンタシオン・レンタ。編み出した醸造法から取ったワイン名は、「遅い醗酵」という意味だ。

“Encontrando los orígenes…”
Nadie creía que se pudiese hacer un vino tan seco con uva Pedro Ximénez. Nadie pensó que quizás sería uno de los vinos blancos más expresivos que se podrían catar. Las calidades y el acabado de un vino dependen de la nobleza de su origen. Aquí es donde empieza todo.

José Antonio Zarzana – Viticultor

“失敗”から生まれたあまりに美しいシェリー

Ximénez Spínola Old Harvest

ソレラ1964に眠る奇跡のシェリー。これが失敗の産物だと知って驚いた。1964年、訳あって人手が足りずいつもより3日間余分に天日干ししてしまったブドウがあった。当然ペドロ・ヒメネスには使えないが、かといって捨てるのも忍びない。新たにソレラシステムを築き取り敢えずワインを仕込んでみた。

偶然、ヒメネス・スピノラのセラーにはアルコール耐性において世界最強の蔵付き酵母がいて、できてみてばアルコール度数17%。オロロソタイプのシェリーになった。味は極上、歴史上誰も経験したことのないペドロ・ヒメネスのオロロソだ。

このシェリーは彼らにとっては不完全品で、2010年まで一族だけで自家消費していた。しかしあまりに美しいものはいつか世に出る運命にある。ため息の出る名品。

“El equilibrio de la Solera eterna…”
Iba a ser zumo de pasas, pero nació de una deshidratación incompleta durante la vendimia de 1964. Han pasado los años… Su evolución y equilibrio son tan positivos, que hoy sería imperdonable no seguir elaborándolo con el saber eterno de las Criaderas y Soleras.

José Antonio Zarzana – Viticultor

Zaltoでヌワラ・エリヤ

Nuwara Eliya/Concordia Estate

氷出し4時間の実力解放に思わず「あっ」と声が出る。この香り、この旨み、そしてこの骨格。セイロンティの師匠、ミツさんセレクトのヌワラ・エリヤは、コンコルディア茶園から。ワインのペアリングコースに使います。

カッコーとティータイム

Wedgewood Cuckoo

イギリスが誇る洋食器の名ブランド、ウェッジウッド。艶やかな花々とカッコーが描かれたこのシリーズは、19世紀前半のアーカイブパターンブックからインスピレーションを得てアレンジされた復刻版で、ピーチ、ピンク、グリーン、ブルーの4色展開になっています。


柔らかい曲線、パステルカラーにどこか東洋的な雰囲気にも惹かれて数年、ついに手に入れた幸せ。サバラガムワをベースに、ロゼッタとローズヒップ、レモングラスをブレンドしたアレンジティーでお祝いです

『アペロでパリをつまみ食い』

Paris by French  Apéros

『アペロでパリをつまみ食い』上野万梨子(著)光文社

食べることが大好きな人、生活の質を愛する人は必見。パリに住んでいるような感覚に浸れる本です。

レベル:人生を愛するすべての人に。

石鹸で洗うのが楽しい!

Additive-free handmade soap, Orang ke Orang

Many more varieties!

ご自身のアトピーを克服した元生協商品開発者さんが作ったと聞いただけでピンと来て、「はい!買います!」と大量にカゴに入れました。質が良くても高くては日常使いできないという思いから、それまで縁もゆかりもなかったバリ島で造ることに至ったというパッション。バリが大好きな私には二度嬉しい情報でした。

だから名前はオラン・ク・オラン。インドネシア語で「人から人へ」という意味があり、広告費をかけずにその分安く提供しているから、「良い!」と思ったらぜひ人に伝えてください、という想いが込められています。私は石鹸が大好きで良い物に出会う度に試していますが、こういう地に足のついたコンセプトにはとても共感します。泡立ち、泡持ちのよさはもちろん抜群!

ご注文はこちら→オラン・ク・オラン

Nicolas x Me ディスティレリ・ド・パリ ジン サンク

Nicolas Julhès x Kayo Kono for ISETAN

Distillerie de Paris Gin Cinq le printemps

日本を代表する老舗デパート、新宿伊勢丹のリミテッド・エディション、ディスティレリ・ド・パリ ジン サンク。世界的蒸留家であり、同蒸留所のオーナー、二コラ・ジュレス氏が「パリに住むフランス人が来日して感じた日本を表現したジン」をテーマに、二コラがレシピを、河野がそれを日本の四季になぞらえてブランドストーリーとデザインを起こした初めての合作です。2019年にリリースした限定240本の「春」バージョンが即完売と好評で、続く「秋」バージョンもレシピに少し手を加え、秋冬カラーのラベルでリリースされました。

「夏」と「冬」もいつかリリースして四季が揃えばコンプリート、とはあくまで個人的なプラン。そんな特別仕様のジンの名前はフランス語で「5」を意味するサンクにしました。四季なのにサンク?それはこのジンがもたらす5番目の季節を皆さん自身で見つけて欲しいという、私たちからの隠れたメッセージです。ここではそうとだけ。

海外ブレンドで量もしっかり。美しいポルトガルのタイルソープ

Sabonete de Portugal

by Castelbel

大好きなアズレージョ(ポルトガルのタイル柄)のラッピングに惹かれて近寄ったら何とも良い香りがしています。ラベルを見ると「ラベンダー×カモミール」、「シラントロ(コリアンダー)×ライム」など、日本人のわたしたちではちょっと思いつかない香りの組み合わせ。しかもずっしりと重いのも海外仕様で、しっかり200gもあるのがうれしい!

メーカーはポルトガル北部の都市ポルトにあるキャステルベル社。輸入元さんのウェブサイトによると、「ドウロ渓谷の田園風景にインスピレーションを受け、独自のアロマや色合い、ポルトガルの雰囲気などをとらえた製品を作っています。洗練されたデザインは、こころを込めてひとつひとつ丁寧に手作業で包装されています」とのこと。ポルトはワインの買い付けでも訪れた世界遺産のワイン産地。今度行ったら、現地でたくさん買い付けたいな。

ご注文はこちら→エフィと香りの暮らし