スピリッツクリエーター ディスティレリ・ド・パリ

Nicolas JulhèsSpiritueux de créateur

味わいはもうひとつの美の形。味覚の冒険家二コラ・ジュレスは、香りと素材への情熱の赴くままに飽くなき探求を続けます。ブルゴーニュやキューバ政府から蒸留を任されるなどコラボレーションも盛んですが、本拠地はあくまでもパリであり、パリジャンの手によるパリ市内で初の蒸留所がディスティレリ・ド・パリです。ここで生み出されるあらゆるものが、奥深さとエレガンスという二コラ・ジュレス氏の解釈に貫かれた作品です。

Creator of Spirits

Aventurier du goût, Nicolas est guidé par sa passion des arômes et des ingrédients. S’il distille en Bourgogne où à Cuba, c’est à Paris qu’il a créé son laboratoire: La tout e première distillerie parisienne. Chacune de ses créations est une interprétation singulière marquée par l’élégance et l’intensité.

Adventurer of taste, Nicolas is guided by his passion for aromas and ingredients. If he distills in Burgundy or Cuba, it is in Paris that he created his laboratory: The very first Parisian distillery. Each of his creations is a singular interpretation marked by elegance and intensity.

Products

飲める香水| ジン
森とつながる| メイプル・スピリッツ(原料高騰により生産終了)
パリのシングルモルト| ウイスキー(限定)
スペシャルエディション| ジン サンク(限定)

オードパルファム│ Made in Parisの香水

La Boutique

蒸留所があるパリ10区のル・デュ・フォブール・サン=ドニ 60には、かつてパリで初となる香水店が軒を連ねていました。メトロにも近く、今では多様な文化が集まるとても賑やかなこの一画は、創造性を発揮し自由に表現するにはうってつけの場所。ディスティレリ・ド・パリは二コラ・ジュレスの感性を軸に展開するインスピレーションに形を与えるラボであり、香水やスピリッツに代表される洗練の品々が並ぶ美の世界です。

Custom-made distiller by Arnord Hornstein
751301 means Paris the very first

Artisan

技術はあって当たり前。感動を呼び起こすのは、そこにかけた時間。ジン、ウィスキー、ラムなどの蒸留酒には、それぞれ伝統の産地とレシピがありますが、二コラが目指すのはこれらとは一線を画す世界。既存の概念を脱却し、「フレームそのものをデザインする」というアプローチが大きな違いです。

Sustainability

「ディスティレリ・ド・パリ」で行う蒸留やニコラ・ジュレス氏が家族で営む高級食料品店「ジュレス」で販売されるケーキやペイストリー、コンフィチュールには新鮮なハーブや果物がふんだんに使われています。これがすべてパリ10区の一角で循環しているとしたら、夢のようだと思いませんか?

例えばお菓子に使うには熟し過ぎたフルーツは蒸留に、ジンに使ったボタニカルは蒸留所の庭の肥料になって再生されています。「リサイクルは考え抜かれていない限り、かえって非効率になる」と考え、計算し尽くされたコンセプトの下で、廃棄物から美しさへの転換が生まれています。

recycle 100% – used juniper berries
upcycle 100% -overrippen fruits transforms into alcohol

Roots

パリ10区の高級食料品店「ジュレス」を営むジュレス家に生まれ、幼い頃から質の高い商品に囲まれて育ったニコラは、「こんなにたくさんの商品の中から、みんなどうやって自分に合った物を選ぶのだろう?」と考える子供でした。それが普通のお店よりも少し高い品物となれば、なおさら不思議。

そうして見つけた彼なりの答えが、モノに備わる美しさでした。美しいから心の琴線に触れ、手に取ってみたい、身に着けてみたいと思わせるのだと確信したのです。美しいものに対する純粋な憧れ。「ジュレス」ではそれが商品を選ぶ基準になり、「ディスティレリ・ド・パリ」では創造の基本になります。

★動画: 『ディスティレリ・ド・パリ、美の提案

ジン ペアリング in Paris

Some examples of amazing food paring with Distillerie de Paris Gin

例えば別々に調理すればワインに合うけれど、組み合わせると途端に合わなくなる素材を敢えて使ったレシピで、ジンなら自由なペアリングができるということを、パリ10区の蒸留所の庭でデモンストレーションしました。

ジュレス パリ

Julhès Paris,

パリの中心、10区の一画を占める高級エピスリー「ジュレス」は、ディスティレリ・ド・パリのオーナー蒸留家であるニコラ・ジュレス氏が家族と営む人気店。エピスリーのほか、高級ワイン&スピリッツ、手づくりのチーズやシャルキュトリーにペイストリーやベーカリーのほとんどが自家製であり、長年パリ市民に愛されています。ジュレスのバイヤーでもあるニコラ・ジュレス氏の目に叶った美しい食材が所狭しと並んでいます。パリ観光の際はぜひ訪れて見てください。

The place of the culinary gem of jambon buerre, patisseries, bread, cheese, chocolate, upscale wine & spirits!

59 Rue du Faubourg Saint-Martin, 75010 Paris, France

飲める香水。ディスティレリ・ド・パリのジン

Distillerie de Paris’ iconic Drinkable Perfume

BATCH 1/バッチ1
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの楽譜に直しがないように、ディスティレリ・ド・パリの記念すべき第一作目となったこの作品は一回の蒸留で完成した。つまり修正なしで、だから名前はバッチ1。

百年後の人々が現在を振り返った時、「二コラ・ジュレスのディスティレリ・ド・パリはジンの歴史を変えた蒸留所だった」と記憶されていたい。そう願った二コラがオマージュしたのは現代香水のエポックメーカー、フランソワ・コティのシプレ(1917年作)。爽やかな香りのシャワーを全身に浴びるようなジン。圧倒的な香りの深さを思いっきり感じよう。

-ベルガモットを軸にした柑橘系のトップノートから展開する果物や花などの軽やかな香り。ボーイッシュな女性の爽やかさ、ダンディなのにどこか可憐といった相反する要素も魅力の中性的な香調。

TONIK/トニック
本物のトニックウォーターが少ないなら蒸留の段階でキナを入れてしまおうという柔軟性。蒸留しいてるからキナのえぐみは消えているため、砂糖のマスキングが不要なシュガーフリーのジントニックになる。

いつものジントニックのように甘みが欲しくなったら、天然のフルーツシロップや極上のペドロ・ヒメネスのような上等な甘味を足すことでオリジナルでプレミアムなジントニックが出来上がる。ウッディなノートにはビターチョコレートとの相性も抜群。

-本物のキナの風味が効いたウッディなベースノートにスパイスが織りなす、ストレートで骨格のあるジン。全体的に清楚で上品、究極のシンプリシティを届けるオリエンタルウッディな香調。

BEL AIR/ベル・エール
凝縮感が際立つベル・エール。フランスの香水文化が開花した絶対王政の時代から、香料の聖地として知られた仏領レユニオン島からボタニカルを空輸している。これこそまさに飲める香水として向き合った作品。

香りとスパイスの凝縮感もさることながら、香水らしさの決め手となるのはジンには珍しいベティバーを使っていることだろう。この凝縮感、飲みごたえは申し分ない。

次々と現れる凝縮した果実の香りは私たちをパリから遠く離れたエキゾチックな異国に誘う。やがて大地に包み込まれるようなウッディなノートに至る魅惑的で官能的な大人の香調。

★手軽な楽しみ方★ 水割りでお楽しみ下さい(サンペレグリノを推奨しています)

#唯一無二

パリのシングルモルト。ディスティレリ・ド・パリのウィスキー

Single Malt Whiskey by Distillerie de Paris

Tribute to the grains

SINGLE MALT WHISKEY PARIS/シングルモルト ウイスキー パリ
フランスの首都パリ初の蒸留所。
スピリッツへの知的な情熱と直感に駆り立てられたニコラ・ジュレスは、フォーブル・サン・ドニ通りの奥に隠されたアーノルド・ホルスタインの蒸留器で、革新的かつ最高の美を湛えたスピリッツを生み出している。

モルトのフレーバーを引き出すライトな口当り、確かな骨格とフレッシュな余韻に満ちたオリジナルスタイル。ウィスキーに新たなテーマを携えて登場したディスティレリ・ド・パリのシングルモルト。パルミジャーノ・レッジャーノと合わせると至福。

ー 原料に語らせたい ー

森とつながる。ディスティレリ・ド・パリのメープルスピリッツ

Maple Spirits by Distillerie de Paris

MAPLE SPIRITS/メープル スピリッツ
カナダの厳しい冬が終わりを告げる頃、雪解けとともにメープルの樹から樹液が流れ出る。植樹もせず、伐採することもなくただ森を潤す水が樹液になるのを待つだけ。ニコラ・ジュレスはメープルシロップには使えず廃棄される樹液があることを知り、ケベックの森の命をそっとそのままボトルに封印した。自然とのつながりを呼び起こすスピリッツ。

#唯一無二

蒸留家によるパリのオードパルファム

Parfum Distillerie de Paris

「これは蒸留家が創る香水です。わたしにとって蒸留は表現の手段であり、スピリッツと香水は別物ではありません」と語るニコラ・ジュレスが、満を持して世に送り出すオールドパルファム ディスティレリ・ド・パリ。スピリッツと同じアーノルド・ホルスタイン社特注の蒸留器で蒸留し、調香からボトリングまでを一貫して手掛けるオートクチュールにこだわりました。蒸留酒以上に規制の厳しい香水においては不可能だったMade in Parisの香水は、こうして誕生したのです。

「心掛けるのは美の提案。心の内を表現し、何かを感じて欲しいと望んでいます。誰かのためではなく“何か”を提案するのです。」

ニコラ・ジュレス

「余香水をつけた後に残る不快な匂いが嫌でそれを取り除きました」と言うとおり、寝香水にも使えるピュアな仕上がり。男女の区別も不要と考えているため、香りはユニセックスです。

シトラス、サトウキビ、ジュニパー。3つの植物を通してニコラ・ジュレスが問いかける美の提案。

A1 for Citrus
シトラスのフレッシュ感にインスパイアされた「A1」は、ビガラード(ビターオレンジ)、ベルガモット、グレープフルーツなど柑橘系の香りが際立つコローニュスタイルの香水です。爽やかさをさらに引き立てるのはウッドとスパイスの骨格。この香りをまとえば、尽きない泉のように体の奥底からフレッシュなエネルギーが湧き上がるのを感じるでしょう。
100ml/72%

Cette fragrance insiste sur le style Cologne. Les agrumes comme la bigarade, la bergamote et le pamplemousse sont à l’honneur. Les notes boisées et les épices deviennent une structure, ou un filigrane qui porte cette fraîcheur. C’est un parfum qui transcende et donne une sensation d’énergie inépuisable.

C1 for Sugar cane
サトウキビのエネルギーを解放した「C1」は、ヒーローのマントのようにまとうことで限界を超える大胆さとカリスマ性を感じて欲しいと願いました。複雑な香りを作る多様なエッセンスによるボリュームと密度。凝縮感とストラクチャーがあり、深遠です。
100ml/72%

Pour ce parfum, c’est la canne à sucre qui porte le concentré sur sa structure intense et profonde. Tous les éléments gagnent en volume et en densité. Portez-le comme une cape de héros. C’est un parfum qui galvanise et transcende.

J1 for Juniper
ウッディな香りがもたらすエネルギーをほんの一吹きまとうことで、暮らしに張りを感じて欲しい。ジュニパーベリーを軸にいくつか鍵となるボタニカルが際立つ「J1」は、ウッド由来の落ち着きとベルガモットやスパイスのエッセンスがストレートに飛び出してくるダイナミックさを感じるでしょう。
100ml/72%

Ici, les baies de genièvres et quelques botaniques jouent leur partition au premier plan. Ils donnent au concentré une tension où les notes boisées, la bergamote et les épices semblent ciselées par une dynamique verticale.

★Short film: ディスティレリ・ド・パリ、美の提案

★オードパルファムについてはこちらをご覧ください↓
『オードパルファム、オードトワレ、オーデコロン…本当は何が違う?』

Nicolas x Me ディスティレリ・ド・パリ ジン サンク

Nicolas Julhès x Kayo Kono for ISETAN

Distillerie de Paris Gin Cinq le printemps

日本を代表する老舗デパート、新宿伊勢丹のリミテッド・エディション、ディスティレリ・ド・パリ ジン サンク。世界的蒸留家であり、同蒸留所のオーナー、二コラ・ジュレス氏が「パリに住むフランス人が来日して感じた日本を表現したジン」をテーマに、二コラがレシピを、河野がそれを日本の四季になぞらえてブランドストーリーとデザインを起こした初めての合作です。2019年にリリースした限定240本の「春」バージョンが即完売と好評で、続く「秋」バージョンもレシピに少し手を加え、秋冬カラーのラベルでリリースされました。

「夏」と「冬」もいつかリリースして四季が揃えばコンプリート、とはあくまで個人的なプラン。そんな特別仕様のジンの名前はフランス語で「5」を意味するサンクにしました。四季なのにサンク?それはこのジンがもたらす5番目の季節を皆さん自身で見つけて欲しいという、私たちからの隠れたメッセージです。ここではそうとだけ。