『フランスの装飾と文様』

L’histoire d’ornements et de motifs de France

『フランスの装飾と文様』城一夫(著)パイ・インターナショナル

中世の縞や紋章、アントワネットに愛されたロココの花模様、アール・デコのモダンなモードデザインから民芸の世界まで。華麗なフランス装飾史をくわしく解説。

Level:美を愛でるすべての人

『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』

Understanding Wine Technology

『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』ディヴィッド・バード(著)佐藤圭史、村松静枝、伊藤信子(訳)エクスナレッジ

アカデミックな素晴らしい本。ワインに化学が登場した19世紀以降のプロなら、誰もが抑えておきたいポイントを隈なく解説しています。

Level : どう考えてもプロ向き

『うなぎでワインが飲めますか?』

田崎真也(著)角川書店

世界最優秀ソムリエの田崎真也さんが、「もっと自由にいろいろな方法でワインを楽しむには?」をテーマに、まずは自己流の楽しみ方をみつけようと提案する、飲み手に寄り添った良書です。レストランでソムリエに接する心持ちについても、私たちの立場に立って解説されています。いつ読んでも素敵。

Level:中級。真剣にワインをもっと知りたいと思い始めたくらい。

『等身大のボルドー』

安蔵光弘(著)醸造産業新聞社

シャトー・メルシャンの醸造長、安蔵光弘氏が、若き日に駐在したボルドーでの修行体験をつぶさに記録したワイン本の名著。初版は2007年5月16日と古いですが、色褪せることはありません。

「ボルドーは最初から銘醸ワインの産地だったのか?」という裏テーマとともに読み進めると、面白さが倍増。

※この本を底本とした『ボルドーでワインをつくってわかったこと』が2018年にイカロス出版より出版されています。

Level : どう考えてもプロ向き

Vines in April – Chateau Angelus -シャトー・アンジェリュスの春(本書とは関係ありません)