真っ白な粉砂糖がホワイトクリスマスを想わせるドイツの伝統的なパン菓子、シュトーレン。白いおくるみを着た幼子イエス・キリストに見えることから、ドイツではアドベント(クリスマスまでの4週間)にイエスの誕生を待ちながら食べる定番のお菓子として親しまれています。
保存も効くので、焼き上げてから(もしくは買ってきてから)アドベントの間、ゆっくりと時間をかけて楽しみましょう。しっかりと包んで保存すれば、練り込まれたレーズンや柑橘類のピール、洋酒に漬けたドライフルーツやナッツが砂糖と馴染んでジワジワと美味しさが染み込んでいきます。
派手さはないけどクセになる。そんなシュトーレンには、ディスティレリ・ド・パリのジンを合わせて見てください。それだけでは重くて甘いシュトーレンも、ジンと合わせることで驚くほどさっぱりと頂けます。熟成が始まったシュトーレンに、ジンをかけて頂くのもお勧めです。
もう一つのおすすめはフレーバーティー。今回はオネテさんにご紹介いただいた「PARIS EST UNE FETE(お祭りのパリ)」を合わせてみました。繊細に重なる香りと茶葉本来のタンニンに包まれて、シュトーレンの甘味が心地よく変化。大人のためのメリー・クリスマス!
Merry Christmas!